期間:2022年04月16日 ~ 2022年07月03日

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大正から昭和にかけて活躍した木版画家・川瀬巴水(1883-1957)。
日本全国を旅し、庶民の生活が息づく四季折々の風景を描いた巴水は、「旅情詩人」「昭和の広重」とも呼ばれ、今日まで多くの人に愛され続けています。
巴水の画業に大きな影響を与えた版元の渡邊庄三郎は、伝統的な木版技術の復興と
普及を目指し、海外にも通用する木版「美」の構築を目指す「新版画」を推進します。
巴水は、庄三郎とともに意欲的に木版画制作を行い、「新版画」を代表する画家として活躍しました。

本展は、『旅みやげ』や『東京二十景』など、まとめて見る機会の少ないシリーズ
(連作)を中心に紹介します。日本の風景を詩情豊かに描いた作品が、観るものに郷愁や安らぎをもたらす巴水版画の世界へと誘います。

  • 会 期:前期 4月16日(土)~5月24日(火)
        後期 5月26日(木)~7月3日(日)
         ※5月25日(水)は一部展示替えのため休館
  • 時 間:10:00~18:00
  • 会 場:秋田県立美術館 3階ギャラリー
  • 料 金:一般 1,000(800)円 高・大学生 800(600)円
        中学生以下無料
        ※( )内は前売、20名以上の団体料金
        ※高・大学生料金は要学生証提示
        ※障がい者手帳持参の方と付添1名は半額(ミライロID可)
  • 主 催:川瀬巴水展実行委員会
       (AAB秋田朝日放送、秋田県、公益財団法人平野政吉美術財団)
  • 問合せ:秋田県立美術館 018-853-8686

関連イベント
 講演会「展覧会監修者による特別講演」

 講師:岩切信一郎氏(美術史家・本展監修者)
 日時:4月24日(日) 14:00~15:30
 会場:1F県民ギャラリー
 定員:50名

学芸員によるギャラリートーク
日時:5月14日(土)、6月18日(土)
   各日 14:00~14:30
会場:1Fレクチャールーム
定員:20名