期間:2017年09月09日 ~ 2017年11月12日

1920年代のパリで、乳白色の裸婦像により画壇の寵児となった藤田嗣治。
藤田は多様な主題を手がけますが、その画業の中心を占めるのは人物を描いた絵画であるといえます。
藤田作品をモデルという視点から考察する時、人物をどのように描くかという画家としての問題意識が
浮かび上がります。
本展では、フランスのエソンヌ県の特別協力により、藤田が初めて群像表現に挑んだ大作を出品、
あわせて約80点の人物を描いた絵画を展示します。
また妻・鴇田とみ宛書簡などの資料や写真により、藤田の交流の軌跡も紹介します。
生涯挑戦し続けた画家の核心に迫り、格闘を主題とした男性の裸体表現にも注目する展観をお楽しみください。

  • 会 期:平成29年9月9日(土)~平成29年11月12日(日)
  • 時 間:10:00~18:00
  • 会 場:秋田県立美術館
  • 料 金:一般1,300円(1,000円)、学生900円、高校生以下無料
        ※( )内は前売りおよび有料20名以上の団体料金です。
        ※障がい者手帳持参の方と付添1名は、団体料金と同額です。
        ※学生の方、障がい者割引を受けられる方は、受付で証明書等をご提示ください。
  • 問合せ:秋田県立美術館 ☎018-853-8686